ここではWordPressブログの記事の書き方を解説します。
WordPressブログの投稿の編集画面を見ても意味が分からなくて、5秒後に軽く絶望する人も多いはず。
そんな初心者の方でも分かるように解説していきます。
- 記事の編集画面を開く。
- 記事タイトルを入力する。
- カテゴリーとタグを選択する。
- アイキャッチ画像を設定する。
- 記事冒頭の導入文を作成する。
- 見出しを作成する。
- 記事本文を書く。
- 誤字脱字などが無いかチェックする。
- 記事を公開する。
- Fetch as Googleを行う。
※ちなみに下記記事ではWordPressの設定について網羅的に説明していますので、漏れが無いかチェックの意味でもぜひ読んでみて下さい↓

WordPressの設定方法を解説!【ここまでやればブログの形は全部整う!】
※下記記事ではブログの始め方から稼ぎ方について包括的に説明していますので、併せてお読みください↓

【初心者でも出来る】WordPressブログの始め方から稼ぎ方まで解説!
【最初に】この記事ではClassic Editorを使った説明をします。
WordPressのエディタは2種類ある。
ここでの記事の書き方はクラシックエディタ(Classic Editor)を使用した場合で説明します。
WordPressの記事編集については、以下の2つのエディタのどちらかを使う必要があります。
- ブロックエディタ(Gutenberg Editor)
- クラシックエディタ(Classic Editor)
2018年末から原則ブロックエディタが採用されているのですが、現状ではまだ使いにくい部分も多い為、ここではクラシックエディタを使用する前提で説明しています。
クラシックエディタを使うには「Classic Editor」というプラグインをインストールして有効化する必要があります。
Classic Editorをインストールする方法。
ダッシュボード画面、左側のメニューから「プラグイン」→「新規追加」画面に行き、「Classic Editor」と検索欄に入力します。
Classic Editorを発見したらインストールし、有効化しましょう。

記事の編集画面を開く。
①ダッシュボード画面で左側のメニューの一覧から「投稿」→「新規追加」を選びます。

②すると「新規投稿を追加」という画面になります。

ここが記事編集画面でブログの記事はこの画面で執筆していく形になります。
③ここで確認しておきたいのが、画面右側で「ビジュアル」と「テキスト」という2つのタブがあるのですが「ビジュアル」の方を選択しておく事です。

執筆中にこの2つは切り替える事は出来ますが、基本的にはビジュアルモードの方を使う事が多いです。
④ビジュアルモードでは、記事の執筆中に利用するボタンがちゃんと表示されているかを確認します。

これらはプラグインTinyMCE Advancedを使う事でより便利に設定する事が出来ますので、ぜひやっておきましょう!
記事タイトルを入力する。
記事編集画面ではまず記事タイトルを入力します。

キーワード選定を行い、それに基づいたタイトルを考え入力しましょう。
記事タイトルは一番大事と言っても過言では無いので、適当に決めたりするのはNG。
しっかり考えて、いくつも候補を作って、最高のものを作りましょう。
キーワード選定と記事タイトルについては下記記事をご参照ください↓


カテゴリーとタグを選択する。
次にカテゴリーとタグを選択しましょう。
➀カテゴリーもタグも記事を分類し、横に繋ぐ意味を持っています。
記事の分類をしっかり決めておくと、ブログ全体として読者にとって親切な構造になり、読者満足度でもSEOでも有利になります。
- カテゴリーは必ず設定しなければならず何も選択しなかった場合、自動的に初期設定のカテゴリーが選択される。
- タグは必須ではないが、必要があれば設定する。
②記事編集画面の右側に次の様な箇所がありますので、設定したいカテゴリーにチェックを入れます。

なお、カテゴリーは1記事につき1つです。
複数選択すると収集がつかなくなるのでオススメしません。
③タグについては設定したいタグを入力し、「追加」をクリックします。

「よく使われているタグから選択」では今まで使ってきたタグが表示されるので、手入力が面倒な場合はそこから選んでも構いません。

カテゴリーとタグの違いと使い分けと注意点!僕はこういう風にしてる!
アイキャッチ画像を設定する。
アイキャッチ画像とは?
アイキャッチ画像はサムネイル画像とも言い、記事一覧で目を引いてくれる画像です↓

忘れがちなのですがしっかり設定しましょう。
アイキャッチ画像を設定する方法。
アイキャッチ画像は記事編集画面右にある次の箇所で設定します。

アイキャッチ画像のポイント。
アイキャッチ画像設定のポイントですが以下の2つは必ず守りましょう。
- 使用しているテンプレートで推奨する画像サイズにする。
- 記事の内容が一目で分かる画像にする。
まず、使用しているテンプレートによってアイキャッチ画像の適切な大きさは違ってきます。
縦と横の比率がおかしいと画像が切れて表示されたり、表示が崩れたりしますので、アイキャッチ画像はテンプレートで推奨されるサイズにしましょう。
ちなみに有名どころのテンプレートでいうと
- JIN:760px × 428px
- SANGO:680px × 390px
- cocoon:800px × 450px
がアイキャッチ画像の最適サイズです。
また、アイキャッチ画像はその記事の内容が一目で分かるようにしましょう。
方法は色々ありますが、おすすめは「その記事の内容を一言で表す言葉を文字にしてアイキャッチ画像に入れる」というもの。
この記事では以下のようなアイキャッチ画像を設定しています↓
アイキャッチ画像は奥が深く、色々な考えがありますが、記事内容が一目で分かるようにすればとりあえずはOKですので、あまり考えすぎるのはやめておきましょう。
記事冒頭の導入文を作成する。
導入文は超重要。
記事の導入文(始まりの文章)を書いていきましょう!
記事の導入文は記事タイトルに並んで一番大事なところです。
なぜなら読者は基本的に記事を読み飛ばすのですが、それでも最初の部分はかなりの高確率で読んでくれるから。
読まれる確率が高い部分を読んでもらって、読者の心をつかみ、記事を最後まで読んでもらえるように、導入文には力を入れます。
導入文作成のポイント。
導入文作成のポイントは以下の3つです。
- 記事内容を端的にまとめる。
- 120字前後でまとめる。
- 読みやすくする。
➀についてですが、導入文はこれから書く記事内容を端的にまとめます。
読者が導入文を見て、この先も読む価値があると感じられるように書きましょう。
②についてですが、導入文は基本的には120字前後でまとめます。
これは導入文が検索結果に表示され、検索者が記事に訪問するか判断する材料となるのですが、その表示文字数が120字だからです。
③についてですが、導入文は読みやすくなるように心がけましょう。
読みにくいと、普通に離脱されます。
導入文作成の例。
導入文作成の一例を紹介します。
キーワードや記事内容によって、適切な導入文の形は変わってくるはずですので、あくまで一例として考えて下さい↓
導入文の作成方法で困っていませんか?
この記事では導入文作成の方法を分かりやすく解説していきます。
僕はブログ歴が5年で導入文作成にはかなり自信があります。
この記事を読むことで導入文がちゃんと書けるようになるでしょう。
導入文に入れたい要素としては主として以下の4つですが、特に②の記事内容の説明は必ず入れて下さい。
- 読者への呼びかけ(または記事で解決する悩みの明示)
- 記事内容の説明
- 自分が何者か(どんな経験や資格があるか)
- 記事を読むとどうなるのか?(読むメリット)
上の例ではこの➀から④の要素を順番に一文ずつ並べていますが、必ずしもそうならなくてもOKです。
臨機応変に、読者が読みやすいように導入文を作成していきましょう!
見出しを作成する。
見出しは超重要。
記事タイトル、導入文に並んで見出しもとても重要。
なぜなら見出しは記事の骨組みであり、導入文のすぐ後で目次として記事の概要を読者に伝えるものだから。
見出しの無い記事は読みづらいですしSEOの観点からもよくありません。
見出しをしっかり作成する事で強いSEO効果も望めます。
ですので、見出しもしっかりと力を入れて手を抜かずに作成しましょう。
見出しの作成方法。
見出しは見出しになる文にhタグと呼ばれるタグをつけて作っていきます。
➀見出しにしたい文にカーソルを合わせます。
②記事編集画面の見出しボタンでhタグを付けます。

③見出しの注意点は、必ず階層を守るという事。
記事内で使用する見出しはh2(見出し2)から始まり、h3、h4…と数字が大きくなるにつれて下位になっていきます。
上位の見出しの中に下位の見出しがあるという構造は守りましょう。
下位の見出しの中に上位の見出しがあってはいけません。
また見出しはh2のすぐ下にh4が来る、というように順番を飛び越してもNG。
h2の下はh3、h3の下はh4、と言うように順番は守りましょう。
④見出しの理想形は、見出しだけを読めば記事の概略が理解出来るものです。
「これで良いのかな?」と疑問に思ったら、見出しだけを見て自分の記事内容が伝わるかどうかを意識してチェックしてみて下さい。
記事本文を書く。
記事は書き方の型に当てはめて書こう。
記事本文は初心者はできる限り、型に当てはめて書いていきましょう。
型に当てはめて書いていく事で、初心者でも上手く書くことが可能になるからです。
代表的な文章の型には
- PREP法
- ホールパート法
があり、初心者はこの2つを抑えるだけで読みやすい文章を割と簡単に書けるようになります。
PREP法
PREP法はビジネスシーンでもよく使われる伝え方で、ブログでも以下のPREP法の順番で文章を書いていく事で、分かりやすく伝わりやすい記事が書けます。
- 主張
- 理由
- 具体例
- 主張
僕はたこ焼きが好きです。(主張)
なぜなら、たこ焼きは身体に良いから。(理由)
僕の飼い犬はたこ焼きを食べて18歳まで生きました。(具体例)
だから僕はたこ焼きが好きなんです。(主張)
ホールパート法
ホールパート法もビジネスシーンでよく使われる手法です。
ホールパート法はまず、全体を述べた後に個別の事柄の説明をしていくという手法で、以下のような順番でブログに応用するととても分かりやすい文章が書けます。
- 主張
- 理由(複数)
- 個別の説明
- 主張
僕はたこ焼きが好きです。
(主張)
その理由は以下の3つです。
美味しい事。
身体に良い事。
安い事。
以下、順番に説明をしてきます。
(理由(複数))
たこ焼きは日本料理の代表格として挙げられるくらい美味しいです。世界から愛されています。
また、たこ焼きの青のりは身体にとてもよく、タコもとても栄養が豊富な食材です。
そしてたこ焼きはとても安い。1パック500円が相場です。
(個別の説明)
以上の理由から僕はたこ焼きが大好きなのです。
(主張)
型に囚われ過ぎないのも大事。
なおPREP法も、ホールパート法も全ての記事や見出しで完璧に当てはめられるという事でもないです。
これらの手法が使えない箇所ももちろんありますので、囚われ過ぎるのも禁物。
とにかく読者に明確で論理的で分かりやすい文章を書く事を意識して下さい。
本文の書き方のその他ポイント。
記事を書く際には型に当てはめる以外に次の事を意識しましょう。
- 適切なタイミングで画像・表・吹き出し・箇条書きなどを挿入する。
- 重要な箇所にはマーカーや色文字を使って装飾を施す。
- 一文は長くしすぎない。
- 同じ文末を繰り返さない。
以下、これらについてもう少し説明を加えます。
➀についてですが、文字ばかりが固まっていると非常に読みにくい文章になります。
ですので、文章の過度な塊を作らない為にも適度なタイミングで画像や表、吹き出し、箇条書きを挿入して、目を休める箇所を作りましょう。
②についてですが、重要なポイントには文字装飾を付けて、強調しましょう。
メリハリのついた読みやすい文章になります。
注意点としてはやり過ぎない事。
色文字やマーカーの使いすぎは目がチカチカして読みにくくなります。
③ですが、一文を長くするのは読みにくくなるのでNGです。
最後は④ですが、同じ文末を繰り返すと稚拙な文章になり読みにくいので文末表現は色々バリエーションを持たせましょう。
誤字脱字などが無いかチェックする。
記事本文を書き終わったら、誤字脱字や説明不足、矛盾などが無いか等をチェックします。
➀以下の三か所は最重要なので、ミスが無いように特に徹底してチェックしましょう。
- 記事タイトル
- 見出し
- 導入文
②記事をチェックする際は編集画面だけではなく、プレビューをつかったり、スマホで見るなど様々な角度からチェックすべきです。
記事を公開する。
記事を公開します。
公開しないと編集者以外、記事を見る事が出来ませんので覚悟を決めて公開します。
Fetch as Googleを行う。
記事を公開したら、Fetch as Googleを行っておきましょう。
これは記事を更新した事を検索エンジンに伝える為の作業です。
Fetch as Googleを行う事で記事のインデックス速度が早まる事が期待出来ます。
特にブログを作ったばかりの時は全然検索エンジンのクローラーがブログに来てくれませんので、Fetch as Googleでアピールしていく事はとても大事な事になります。
WordPressブログの記事の書き方のまとめ。
最後にまとめます。
WordPressブログの記事の書き方は大枠で言うと以下のような流れ。(クリックで該当箇所に戻れます)
- 記事の編集画面を開く。
- 記事タイトルを入力する。
- カテゴリーとタグを選択する。
- アイキャッチ画像を設定する。
- 記事冒頭の導入文を作成する。
- 見出しを作成する。
- 記事本文を書く。
- 誤字脱字などが無いかチェックする。
- 記事を公開する。
- Fetch as Googleを行う。
最初は慣れない事も多いでしょうが、慣れてくるとスピードアップして良い記事がどんどん書けるようになりますので、頑張っていきましょう!